福知山市内に位置する信用保証協会施設の建て替え計画にあたり、社会問題となっている地球温暖化をはじめとした環境に対する建築負荷を鑑み、スクラップ＆ビルドの時代ではなく、ＳＤＧｓの考え方に基づき、既存建物を残しつつ、環境負荷の少ないＣＬＴ構造にて増築を図るという提案を受け入れて頂き、実現に至ったケースです。

地域のコミュニティの場としても活用出来る工夫を施すことで、一つの団体が使用することは勿論のこと、社会に開放することも可能なゾーニングとしております。

ＣＬＴが有する木の風合いや温もりを感じられるよう、構造体を一部現しとしています。

京都府内産材を使用することで、環境だけでなく、地域経済にも貢献する建築の創り方としております。