
S館 アプローチデザイン
2016.03竣工
とある離れへのアプローチデザイン改修計画事例です。
西陣織の帯関連のご商売をされていたことから、アプローチ部分に帯をあしらうことで、その歴史を象徴することを意図しました。
そして直喩的に京都の風景を縦格子で表現することでアプローチに落ち着きと木の温もりをもたらし、ここを訪れる人々に安らぎを与えられれば、との想いを込めました。
格子戸を抜けると坪庭が出迎えてくれ、潤いを与えています。
帯の柄は敢えて伝統的な絵柄ではなく、京町家の屋根をイメージした上で猫が寛いでいる様子を織り込んだものとしています。







対象面積:約80㎡
施工会社:株式会社竹内工務店